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ディズニーランドパリに

 旦那さんの会社の福利厚生の一環で、ディズニーランドパリに行ってきた。
 何ヶ月か前に、彼の同僚の家に行った時、同僚の人が
「そういや11/21って、デスネ(仏語でディズニーランド)だよね。」
と、ぽろりとこぼしたのを、私は聞き漏らさなかった。
「わー行きたい!」
 旦那さんの方を見ると、浮かない顔をしており、同僚の彼が「ごめん・・・奥さんに内緒だった?」と聞いていた。旦那さんが好きなはずもないからね。
 しかし、無料なので良いではないか。自分で払うなら、絶対に行きません。東京ですら、20才の頃に一回しか行った事ない位なんですもの・・・。
 
 前日の木曜日になってわかったことなのだが、行くのは昼ではなく夜であった。
そして社員は10000人くらいいるので、貸し切りとなるらしい。
 当日の金曜日は、朝からじゃじゃ降りで、ああ、だめか・・・と思った。職場の私のシフト表にまで「ディズニーランド」と書かれており、同僚らに「写真見せてね」と言われたりしていたのに、なんか恥ずかしい(日本人的感情)。
 ところが旦那さんが帰って来た17時頃には雨は止んで、やはり行く運びとなった。グーグルマップで見てみると、道路は大渋滞で、我が家からデスネまでは、2時間かかる、らしい。旦那さんに
「早く着替えて!!!」
と促され、支度して、家を出る。

 デスネに到着。まずはお腹ぺこりんこなので、レストランに行こうと、立ってるスタッフ(キャストって言うのね)に旦那さんがレストランを聞くも
「ここではわかんないから、あっちで聞いて下さい」
とのこと。
 これが噂の東京とパリのデスネの大違い!なポイントね。キャストは、日本では皆やる気ありまくりだそうで、掃除係も熱情を持って仕事しているのだそうだが、パリはやる気ない人が多いらしい。フランス人に仕事へのやる気を求めるのは無理やろ。
 
 レストランも色々良いところがあるらしいのだが、船の中を意識したみたいなハンバーガーショップしかなく、そこで食べる事にした。私達は普段、マクドとかも行かないので、わくわくして齧り付いたが、一口目でその期待は裏切られた・・・。(なんでかは書きません)
 旦那さんの同僚の人がいっぱいいて、次々と挨拶をした。お子さん連れ、奥さん連れの人が多く、アジア・アフリカ・イスラム・ヨーロッパ、と色んなオリジンの人がいた。私は主に日本人としか働いた事がないけれど、フランス人の会社は、無国籍なんだろうなあと改めて思った。そうするとビジョンは、とっても変わるのではないだろうか。今回の事件なども、私達日本人から見て、とヨーロッパの人から見て、だと全然違うのだろうなあと感じた。私も早く、イスラム教の友達とか作ってみたい。知らなかった事を知る事が出来るだろう。

 旦那さんの同僚のTさん一家と合流。お子さんが4人もいて、末っ子の5才の金髪の可愛いIちゃんがいるので、とても楽しみにしていたのだった。
 園内自体は、夜だし、貸し切りってのもあって、空いてないところも沢山あるから、はっきり言って、東京の1/10にも満たないってのが感想。仮装したネズミとかアヒルもおらんし(ミッキーとかドナルドとかいうやつ)。それでも何個かアトラクションに乗る。旦那さんの体重から、乗れるものはないと思っていたが、アトラクションの中を船に乗って怪獣を撃ちまくるのに乗ったら、これが意外や意外、旦那さんとギャーギャー言いまくりで、楽しいの。
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勝手に撮影されるやつを素早く写メする。
もちろん買いませんでした。

 その後は車を運転するのがあって、旦那さんと2人で乗り、私が運転してみたのだけど、上り道が上がりません・・・多分旦那さんが横だからね。
 車は免許すら持ってないし、運転した事がないのでものすごく怖く、これもギャーギャー叫んだら、横でものすごく笑われた。色んな人が振り返ってみていたらしいわ。フランス人はマニュアルしか乗らないし、1人1台の車社会だから、皆運転がすごくうまいのよ。
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日本ではシンデレラ城ですが、こっちは眠りの森の美女城らしい。
この中は入れるのか?って思ってたけど、くぐり抜けるだけでした。
さすがフランス。

 スペースマウンテンに皆行くと言って,乗りにい行ったが、私は体調の加減で乗るのが無理で、同じく5才だから乗れないIちゃんとしばし、ベンチに座っていた。私達はあまり話さず、月を眺めながら皆を待っていた。
 しばらくすると、顔が真っ白で、髪の毛の右半分が横に流れたみたいになって、旦那さんが帰って来た。かなり怖かったらしく、何度も「スピスモンテン(スペースマウンテンの仏語)・・・」と生気のない声でつぶやき「早く家に帰ろう」と言っていたので、かなり面白かった。
 もうこの時点で、23時位だったし、Tさん家も大人はとっても疲れているように思えたが、もう1つ行くらしいわ。だって子ども達は犬ッころみたいに元気なんですもの。そらー楽しいよねー。
 と、入ったアトラクションの受付で「今日はサンタさんよ」と言われ、なんのこっちゃ?とわからずに、流れている昔のディズニーのアニメを子ども達と見ていた。大人達は完全に伸びていたし、旦那さんはまだ、うわごとのように「スピスモンテン」を繰り返していた。
 ここの受付のお姉さんも、日本のキャストだったらこうじゃないだろうなーと言う感じでどっか抜けてて面白い。子ども達に「サンタさんには何をお願いするの?」と自分で聞いてるくせに、途中でどっか行ったりするねん。
 そんなこんなで30分位待って、連れて行かれたのだが、そこにサンタさんがいて、一緒に写真を撮るっていうシステムだけ、のアトラクションでした・・・。
 子ども達だけで写真を撮って、サンタさんが「他に獲りたい人?」って聞いてくれたので、速やかに手を挙げました。
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雨だったので15年くらい前に買ったコートを着ています。

 まあそんなで、思っていたよりは楽しんだんです。
 最初は本当に、期待をしていなかったのだが、デスネにいる間は、この1週間の悶々としていた気持ちから、開放されていることに気づいた。キラキラしてる物を見ると人は高揚するんだろうか。
 はまる人の気持ち・・・都会への需要・・・少しわかるような気がした。

 今日も一人で近くのショッピングセンターへ行ってみたのだが、もうクリスマスの装飾が施されていた。知らない黒人のおばさんに急に腕をつかまれ「ねえ、この店バーゲンなの?」と聞かれたり、レジで並んでいたらコーラ1本持って来たおばさんに、1€20渡されて「邪魔はしないから、これで買って欲しいの」と頼まれたり、ちょっと面白かった。
 なんかあると、やっぱり普通のときが一番良いなと思えるようになるのだな。
他の国の人の普通の日々は踏みにじりながら、私達が普通の日々を望んでも良いのだろうか、などと考えるのだが。

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by baillement27 | 2015-11-22 09:28 | いつもの日々

悶々とする日々

 最近、メトロの中の宣伝ポスターで、エッフェル塔が銃になっているデザインのものがあって、それを見ては「なーんか嫌な感じがする」
そう、思っていた。そしてその勘は当たったのだった。

 金曜日の夜。
食後にインターネットを見ていた旦那さんが急に、テロリストだと叫んで、テレビをつけて夫婦2人、唖然とする。
 サッカー中のスタッド・ドゥ・フランスで、爆弾?旦那さんの職場の真ん前やん。バタクラン劇場ってどこだ?そして・・・複数の場所?
 テレビではいまいちわからないし、旦那さんは酷く興奮していて、旨く説明してくれない。インターネットで検索して行くうち、大体の場所が見えて来た。パリの北東の方だ。
 私が働いているのは、どっちかというと南西の方である。夜の営業は金曜日なら23時まで及ぶ事もあるので、同量の顔が浮かんだが、離れているので少し安心した。
 テレビでは死傷者の数が時間を追うごとに上がって行ってる。義兄や離れた友人から電話が鳴り続ける。旦那さんはそわそわし、打ち拉がれた表情をしている。
 こういう時、本当に日本人の私と、彼とのナショナリズムというか愛国における精神は違うなあと感じる。うまく言えないのだが、フランス人の多くはこういう時、同胞である国民が非情な思いをすることを、フランス人として、とても辛く感じるようだ。私は、日本人が辛い思いをしていると知ったら、もちろん悲しいのだが、旦那さんやフランス人のそれとは少し違うように思える。

 ため息を吐きながら、寝る為に寝室へいき、一人考える。ああ、1月から1年も待たず、こんなに早く又、テロの対象となってしまった・・・。これからこの国で生きていってもよいものだろうか。

 その夜も(カノママさんから)、次の朝も日本の友人からメールがあってびっくりした。
そしてFACEBOOKには、パリやパリ近郊に住む人たち用に「私は生きながらえています」ことを、皆にわかってもらえるような安否確認の頁まで出来ていたので、急いでクリックしておいた。
 東日本大震災の時も私は東京で働いていたのだが、あの時も渋谷で何時間もバスを待ちながら、インターネットで、自分の身の安全を皆に伝えたっけ。あれから4年しか経っていないのにまた私は、危ない場所に身を置いているのだな。それでも生きている不思議。

 朝には旦那さんが、実家(フランス領レユニオン島)の義母に「大丈夫だよ」と電話したのだが、お年のせいかいまいち分かっていない様子。しかし一度電話を切ったら、その後電話が鳴って、テレビのニュースを見て、状況がよくわかって、怖くなって泣き叫んでいる義母だったらしい。状況を改めて説明するとわかってくれたのだが、義母もお一人だし、私達は日本⇄フランス位、離れているから、やりきれない気持ち。
 土曜日は空手の稽古があるのだが、フランスは国境閉鎖し、オランド大統領により、緊急事態宣言、全ての公共機関は閉鎖。
なのに旦那さんは「空手の子ども達が来たらかわいそうだから、道場へ行って来る」と出て行ってしまった。うちからパリは遠いので、テロが飛び火することはないとわかっていても、一人で家で待つのは少し怖かった。
 結局、大阪の母に電話をすると、ママンはその日は夜遅く帰っていて、パリのニュースも私が電話する2時間位前に知ったばかりだと聞いてほっとした。2人で日仏政府への悪口を言いまくる。ママンとは政治への考え方が似ているので、嬉しいと思っている。

 それから旦那さんが帰って来て、その後一人でスーパーに買物に行くと、財布を忘れていたので、もう一度帰って行き直す。
スーパーは土曜日のせいなのか、テロのせいなのか、すごく人がいて、又地震の後にことを思い出していた。あの時は「地震の後に食べ物を買い占めるなんてナンセンス」みたいな意見があったが、なんかあったら皆こういう気分になるんだなあ・・・そんなことを考えながら、長い行列に並んだ。

 政府から、何か特別な事がない限り、外出禁止!という命令が出たり、旦那さんが咳と鼻水にやられている週末だったので、結局その後は家にいた。テロがなければレストランに行くはずだった。こういうことまでISとやらは阻害するのか、と思ったりした。
 FACEBOOKのキャンペーンで、プロフィール写真をトリコロールカラーにして、パリの人たちへ祈りを捧げましょうというのがあって、何人かがそれに変えていた。私は一瞬変えようかと思ったのだが、なぜか酷く嫌な気分になってやめた。現地に住む人間にとって、「キャンペーン」という軽々しい瞑目で、そんなお手軽に哀悼して欲しくないという気分があったからかもしれない。
 メトロやバス、道で出会ったこともあるだろう誰かが、そのテロで消えてしまった、ということがただただ、悲しかった。知ってる人はいなかったのだけど、それでも私の日常の一部は、確実に壊された、と思った。
 
 インターネットで色んな事を知るにつれ、複雑な気分になっていく。私はその1日前にレバノンで200人がテロでなくなった事を知らなかったし、シリアでは16万人も亡くなっているということ、それもフランス軍が爆撃しているってことを、改めて知った。
 皆がリラックスして、楽しんでいるパリの金曜日の夜に、テロを仕掛けるような人の心の闇はとことん深いのだな・・・それは私が知らないといけないのに知らない、世の中のことを反映しているのだ。痛切に感じた。
 そして今朝、フランス軍、またシリアを爆撃・・・。
 フランスでは、この爆撃について、政治家達がもちろん賛否両論しているそうだが、オランドさん、なんか用意周到しすぎやしないか?
9.11からテロが増えたってことを鑑みても、報復、テロ、の連鎖って・・・もう何もいわずとも今のフランスが結果じゃないですか・・・。
 
 ちょっと私ごとで、良いことがあったのに、このせいで、すごくやりきれない週末と月曜日だった。

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by baillement27 | 2015-11-17 01:47 | いつもの日々

フランスでハロウィンは?

 土曜日は9月1日に2人目の赤ちゃんを産んだ、オリビエ・シルヴィ家に、旦那さんと友人と向かう。
彼らの1人目の娘は、パロマと言い、2012年8月の私がフランスに嫁入りした日の少し前に産まれた。
 だからパロマとは「フランスで同期な私達」だと勝手に思っている。

 今日のお持たせ。具が思いっきり多いのが好みです。
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ママンからもらった重箱が活躍しまくり。フランス人も絶賛な桜柄。
巻き寿司の表面にスモークサーモンやフライドオニオンを散らすとか、日本的には邪道・・・。

 パリから少し離れているので、おうちに着いたのは19時くらい。
この日はハロウィンだったので、パパ・オリビエは骸骨、ママ・シルヴィは目玉の帽子、パロマは魔女の格好&メイクで現れた!
 フランスではハロウィンは行事ではなかったのだが、最近は少し流行って来ているらしい。日本も渋谷とかすごいことなってるねえ。
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私も地縛霊ぽいでしょ。

 そして2ヶ月のジューンちゃんがすこぶる可愛く、見とれていたら、抱っこしない?と聞かれ、気軽に引き受けるは良いけど重いですね。二の腕がつりそうです。
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全然泣きません。

 パロマは赤ちゃんの頃から知ってるけど、ちょっとシャイな女の子。この前はあんまり話してくれなかった。でも赤ちゃんが出来て、両親への愛がそっちに流れてるのを少しジェラシーに感じているらしい。この日はとにかく私を遊びに誘いまくり、お部屋にもお招き頂いた。
 いろーんなおもちゃを見せてくれたり、遊んでくれたり。とっても饒舌。そしてシンデレラの本を読んでくれとせがまれたけど「叔母ちゃんには少し難しいかなー」と言うと、彼女が頁を開きながら、話を説明してくれた。
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お姫様だけど魔女メイク!
ゲームは全て彼女の圧勝となる仕組み。

 夕ご飯の時もパンを分け合ったり楽しく食べた。
そしてなぜか、私の両親と弟の名前を10回くらい聞かれた。答えたけど難しいかもな?
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この後はマイケルジャクソンとかで2人で踊り狂いました。

 もう夜も23時を回っていたので、ママンから「寝なさい」と言われるのだけど、「もっとお話するんだー」と泣き叫ぶ彼女。
胸きゅん・・・ごめんなフランス語もっと頑張る。
 あと2年もしたら、すっかり小さなフランス人となって、私と話しても面白くならないだろうに・・・ということにはしたくない!

 大人達は大盛り上がりで、家に帰ったのは2時過ぎでした。

 早朝、夢にパロマの家にあったゾンビマスクが出て来て、ぎゃーって叫んで起きました・・・。
42才のおばちゃんでも、結構刺激的だったのだけど、子ども達は大丈夫なのかな。
 ハロウィンはあまり好きなイベントではないけど、パロマの魔女とお姫様が診られたから嬉しかった。


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by baillement27 | 2015-11-02 23:11 | いつもの日々 | Comments(2)


ささいなことかもしれないけれども


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