ピサとフィレンツェ4

 フィレンツェへは午前だけ行って、その日の午後は地方新聞の取材があったから、面白そうだし同行する。
行ったのは12世紀から続くチェルトーザ旧修道院で今は国立博物館のお庭。ここに国籍ゆたかな剣士達が揃うのはいささか戸惑う感じで、でも素敵だった。
b0350090_06225574.jpg
良い気が溢れている。
b0350090_22545327.jpg
修道院の入り口です。
b0350090_22552595.jpg
光が差し込んでいる。


 この後、館内をご案内して下さったのだが、イタリアの美意識は遊びがあって面白いなあ。
私は宮殿とかお城とか、きらびやかで(民衆を搾取して作ったんやろ?と思ってしまう)豪華絢爛なものに興味があんまり沸かないのだけど、こおは修道院だから、暮らした人たちの生活感あり、計り知れない宗教の畏敬の念も感じる事が出来た。
 お墓にはどくろマークがあったから、もしかしてあれは今デザイン的に使われている意味とは全く違う意味を持っているのか?等と考えながら見ていた。
b0350090_06244884.jpg
子宮を想像する天使の絵。
b0350090_22542470.jpg
燭台が海老フライみたいーと旦那さんと騒いだ。
b0350090_22584599.jpg
こっちに多い鼻にんにく猫はこの時代からか。
b0350090_22582052.jpg
youは何しに!に出た彼らも剣武を続けてるよ!


 次の日、イタリアからフランスに帰った。
贅沢だったなあ。でも今年のバカンスはこれで終わりかと思うとフルフルするわ。
 そしてまた1週間くらい怒濤の日が続いたのでした。

[PR]
# by baillement27 | 2017-06-11 23:02 | 旅行

ピサとフィレンツェ3

 4日目、旦那さんと友人と、東京時代、私のフランス語を、1年無料で見てくれた、日本に住んでいるフランス人姉弟子とフィレンツェへ行く。
 実は毎朝6時に起きて、どうしようもなくしんどい日を送っていた。時差もないのに不思議だったが、一日目は稽古のかけ声で眠れず、そしてそれが終わっても、近所の鶏たちが時の声を上げて下さるので、眠れなかったんだな。ほんまに背中がバリバリでしんどかったから昼寝でカバーしてた。
 
 フランス語でフィレンツェは「フローレンス」と言う。フランス語は他国や他国の場所を意味しても、独自の言語があるからややこしい。そしてフランスではこうなの!と言い張りはります。
 フローレンスもといフィレンツェへは車で一時間程で着いた。街の真ん中には川が流れている、パリもセーヌ川が真ん中だし、リヨンも川が流れているし、河原町や難波や梅田も・・・やっぱり水と生活は切り離せないのでしょうなあ。
b0350090_05463400.jpg
天気はさいこー

 すごく暑かったがとりあえずグルグルすることにした。
b0350090_05502905.jpg
美しい町並み
b0350090_05490591.jpg
多分有名などこやら(調べるつもりゼロ)
b0350090_05493973.jpg
白馬が!
b0350090_05505951.jpg
白馬が似合わない人が!
b0350090_05525739.jpg
可愛らしい窓際

 そして小腹がすいたから、フォカッチャやさくらんぼ、いちごとかを買い食いした。
食べている所も撮ったけどむっちゃ不細工(現実と言う)なので載せられず。


[PR]
# by baillement27 | 2017-06-08 05:56 | 旅行

ピサとフィレンツェ2

 もう既に忘れて来ているので急いでアップ。
3日目くらいにピサの海岸とピサの斜塔へ行った。
b0350090_06194434.jpg
海のしじまに時を忘れて

 カフェでコーラをイタリア語で頼んでみた。イタリア語も冠詞に性があるようで、あとで調べたら間違っていたが、カウンター越しの女性はにこにこして聞いてくれて嬉しかった。イタリア語はものすごく集中して聞くと、フランス語と似ている単語があるから少しだけわかる。
 でもホテルで朝10時位に部屋でまどろんでいたら、部屋係の人が掃除にやって来て、「私まだ部屋にいたいんですけど」ってことが言いたくて、でもお互い言ってることが全然わからくて、結局フランス語がわかる人が来てくれ「シーツとタオルだけ洗わせろ」ということが判明した、りもした。
 イタリアの人は(と言ってもフランス同様、地域によって人間の性格も変わるから、トスカーナの人ってことで)優しくて大らかな感じが多くて、本当に美男美女が多い。5人に1人は美形だからはっとする。フランス人も綺麗な人はいるんだけど、多分イタリア系のくっきりした顔が好みなのだろうな。
 
 車で移動してピサ市内へ。
b0350090_06200440.jpg
ドーンとドォーモ
b0350090_06203161.jpg
傾いてはるわあ

 ここは2回目だから、写真だけ。
皆色んなポーズで写真を撮っていた(支えてる風に見えるようとか)。

 お腹が減ったよー。
この日は日曜日で、ホテルへ戻ろうとしていたのは21時30分を回っていた。誰かが近くにピザ屋があるからそこへ行こうと言い出し、空腹の中「もし閉まってたら・・・ナンも食べられなかったら・・・と車の中で頭がぐるぐるしていた。
 山の中のオステリア到着!開いてる!
 だけど、持ち帰りだけですよ・・・・。と言われ、皆で15枚位注文して、持って帰ってホテルの庭で食べた。

b0350090_20593495.jpg
 
 すごく安くて美味しかったけど、私はシーフードを注文して、暗闇の中食べていたら、ガリガリって音がして、あさりとかを丸ごと食べていた。先生の一人に「え?殻食べてんの?」と言われたけど、日本人の食文化と思われていたらどうしよう。
 
 なんとこのホテルには蛍がいたんですよ。
子ども達と追っかけたり、毎晩眺めていた。

[PR]
# by baillement27 | 2017-06-07 21:01 | 旅行

ピサとフィレンツェ1

先週金曜から、旦那さんのイタリア稽古へくっついて、トスカーナ滞在。もう3回目だけど、イタリアが好きだし、美味しいもの、美男美女の観察、自然を楽しむ為に同行した。
 前の夜から旦那さんの友人もうちへ泊まり、オルリー空港へ車で一緒に行き、近くのパーキングに止めて、そこからそのパーキングが空港へ行くバスに乗って空港へ向かう。ああワクワクするよね、旅行は行く前が一番高まる。
 そしてチェックインして、稽古へ使う模擬刀を預け荷物でお願いする。今回はeasyjetだったから、小さいスーツケースに5日間の荷物を入れて機内持ち込みにしたのだった。
 作って来たサンドイッチを食べて、搭乗へ。ヨーロッパ圏内だからフランスでは税関を通らない。
 バスで飛行機まで行って、車内でものすごく待ったけど、やっと飛行機に乗って、ふうっと一息。早起きしたから最初20分位、首をもたげて口を開ける、という壮絶スタイルで寝ていた。

 イタリアまでは1時間強かかる。窓際だったから、空を見ていたらアルプスが下方全体に。ドライブで行っても電車で行っても素敵だけど、上からも素晴らしい。

b0350090_06182912.jpg
どうしてこんなに綺麗なのか。

 イタリアへ到着!暑い。先週末はパリも31℃とかだったらしいが、つい最近までコートだったから身体はびっくりする。
またレンタカーを借りて、ホテルまで走る。建物がピンクとか黄色とか、でなんだか楽しくなっていく。
 色んな種類の夾竹桃が沢山咲いていた。

 1日目はいつものホテルでご飯を食べたけど、このホテル、最初はとっても良かったんだけど、赤字なのか、この間から質を下げているのがわかる。日本から師範達も来ていたから、オーガナイズしたフランス人師範はクレームを付け、次の昼から豪華になりんした。だって初日の魚は、魚の冷凍コロッケ2個だったし、デザートさえなかったんだもの。
 沢山、日本の人が来ていて話したかったのに、フランス人チームに入れられてそれも残念。席を変わりたいと言ったけど「彼の奥さんでしょ」と言われて(こっちは夫妻で座らないといけないルールがある)そんなん知るかーと思ったけど我慢だ。

 次の日は午後から稽古だったから、お昼を食べてから。
b0350090_06185970.jpg
やっぱりトマトとオリーブやね。
 
 先生達が言ってくれたおかげで、食事の質が向上した。生ハム、リコッタチーズやオリーブは本当に美味しい。パルメザンチーズがかけ放題なのも嬉しや。
 パスタはどれも美味しいけど、メニューの中に2つ出て来て、どっちもクリーム味だったりすると、ちょっとあれ?という気持ちになる。

 この日は仲良しのルーマニア人女性が来ていて、彼女と一緒に稽古を見学した。14時から18時までみっちりで、私達も写真を沢山撮った。
旦那さんは良い顔をしていて嬉しかった。

[PR]
# by baillement27 | 2017-06-01 06:51 | 旅行

謝らない日本人!

 昨日のことである。
学校帰りにスーパーで食料品を買い込んで、バス停に行ったら、既にバスが来ていたので走り込んで乗ったら、買物袋が当たって鈍い音がした。
 みるみるうちに床下に赤い液体が流れていく。私の冷や汗もたらーり。赤ワインのボトルを割ってしまったのだ。
 バス前方はワインの海と化した。運転手さんはちらっと見てその後しらんふり。私は急いで鞄を探してティッシュで拭いたが追いつかず。
 誰も手伝ってくれないし、後ろで「ピュタン」(日本語ではない位、すごく悪い言葉です)とつぶやく女性の声まで聞こえて来て焦る気持ちは増していく。
 それどころか横のおっさんが「ワインもって出ろよ!」と言って来たので、すっかり頭に血が登ってしまった。
「拭いてるんですよ!待って下さいよ!」
 おっさんの目を見て言い返す。日本にいた時はこういう時、ごめんなさい!とコメツキバッタのごとく謝ったであろうが、ここはフランス、謝る事は負けを認めるというのがこの5年で身に染みたんだろう。
b0350090_07130793.jpeg
友人の家の近くで咲いていた野生のすずらん。

 這いつくばって床を拭いていた私を見て、おっさんは何も言わなくなった。
フランスでは這いつくばるというのは、すごく珍しいというか、人に見せるような事ではないから、びっくりしたんだろうな。
 とにかく持っていた鞄の中にティッシュがすごく入っていたから、床のワインはほぼ拭き取れて安心して下車した。
 
b0350090_07122079.jpg
森をさんぽした時に見つけた可愛い花。

 謝らなかった!でもやることはやった!フランス人だと絶対そのままだっただろう・・・と自分を褒めてあげたい気持ちで家に帰ったのだが、やはり少し罪悪感にかられた気持ちも芽生え始めて来るのは否めなかった。もしかしてあのおっさんはイスラム教徒だったかもしれない(お酒禁止、かつ今は断食期間中。)
 帰ったらホッとして、旦那さんと些細なことで口論になったのだが、その後、この事件を話し、「あなただったらどうする?」と聞いてみた。
 すると「運転手に言って雑巾貸してもらう」らしい。おっさんは無視。私には気にしんときなー、と言ってくれたので、ホ。
 次に在仏の長い日本人女性に聞いたら「欧州の修業が足らないおっさんかもね。」彼女もお店の中で油をこぼして拭いた事があるそう。フランス人だったら後片付けなんてしないわよーと言われた。
 殴られんですんで良かったね、と言われたから、もし殴られたら倍返しにすると返答。
 今日はフランス人でイスラム教徒の女の友人と会う予定だったから、彼女にもこの話しをする。
 彼女は「イスラム教徒だからって何?ここはフランスでワインを飲む人も沢山いるのよ!」そして「そう言うときは、こういうのよ!わざとやってたんじゃないでしょ!黙ってなさいよ!!!」
 うん、これがフランス式だわ。その後、公的機関でアホな人に絡まれた時の話を沢山してくれて、爆笑した。
 今度は絶対こう言うことにしよう。でも常にティッシュを2袋以上持っていよう。(ここら辺は日本人)
b0350090_07133606.jpg
自分のポスターに囲まれて撮影!

 アジア人は優しくて従順で、慎み深いという印象があるせいか、言い返せないと思ってる人が多い。
 でもこの私が、それを払拭していく!位の気持ちでいかないと、やられっぱなしで自信を失っていく、という国に住んでいる事がよくわかった。
 今日会った友人は黒人だし、差別されたりもあると言っていたから、フランス人とは付き合わないと言ってアジア人や他の国としか付き合ってないけど、彼女は何を言われてもひるまず、胸をすくような対応をしているんだろうな。

b0350090_07141754.jpg
先週末、イベントでベビーカステラを実演販売。大人気!

 でも今日はスーパーで少し良い事があった。
障碍者優先のレジに並んでいたら、車椅子の男性が来られたから順番を譲ると、私の前の上品で素敵な老婦人も、その方に順番を譲った。
 まあそれはそういうレジなんだけど(日本にはあったっけ?)その方は腕が自由に使えないようだったけど、お惣菜を2パック抱えていて、私も老婦人も少しハラハラして見守っていた。
 すると彼は持っていたお惣菜を1パック落としたから、私はすぐに拾ってレジに置いて、まだ彼の腕にあるもう一つのお惣菜も、ちょっと失礼と言って、レジに置いた。もし彼がそのレジの番になったら、レジ係が彼の持っている物を受け取って、レジをするという助けをする仕組みなんだろうけど、落ちているのだけレジに置くのも変だと思ったからそうした。
 彼はありがとうと言って、私はどういたしましてと答えた。
 レジの順番が来て、お会計をどうするのだろうと思っていたら、レジの人は彼が持っている財布から直接お金を抜いて、会計をしていた。
 前にいた老婦人が振り返って
「あれは信頼がないと出来ないわね。」
と私に言ったから「本当に」と言った。
 レジの人は親切に鞄にお惣菜を入れて、彼に渡してあげた。普通、フランスは鞄は有料だけど、こういう場合はあげたりするんだなあと思って嬉しくなった。

 障害を持っている人も、フランスではすごく堂々としている。それは見ているととても良いなあ!と思える事。前にバスがちょっとずれた所で止まったら、松葉杖の男性が
「こんなん降りれるか!」
と言っていたのを見て、口笛を吹きたくなったよ。
 あとベビーカーも大きいのでガンガン歩いているし、エレベーターで、他の人が乗ろうとしたら、ベビーカーのお母さんが「ちょっと!こっちが先でしょう!」と言ったのを聞いたこともあった。
 車椅子の日本人の友人がこっちに来た時、皆すごい優しくて感動したと言っていたし。

 電車でベビーカーで居心地悪くて、少子化のジャポン、何でそうなったんだろう。

[PR]
# by baillement27 | 2017-05-24 08:26 | ぽろり


ささいなことかもしれないけれども


by バイエ

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新のコメント

eiさん ありがとうご..
by baillement27 at 02:58
ご結婚5周年でしたか! ..
by ei5184 at 15:28
そうなんです。あっという..
by baillement27 at 01:08
ご結婚5周年おめでとうご..
by canomama at 21:14
菊は防虫効果があるからか..
by baillement27 at 19:19
へ~!お盆みたいなんがあ..
by canomama at 15:08
eiさま  ご無沙汰し..
by baillement27 at 06:41
カノママさん  地震大..
by baillement27 at 06:38
ブログの復活、これからも..
by ei5184 at 19:01
秋を楽しんでるかな(*^..
by canomama at 09:30

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

ブログパーツ

最新の記事

革命記念日
at 2017-07-15 20:51
フランス人は優しいか
at 2017-07-11 22:36
たなばたさん
at 2017-07-03 22:36
ピクニック
at 2017-06-19 21:26
優しいパリジャン達
at 2017-06-11 23:49

外部リンク

ファン

ブログジャンル