11月11日土曜日は、フランスの国民の休日であり、久しぶりに夫婦で連休ということだったので、何ヶ月か前から民泊を予約して、フオール=マオン=プラージュへ。
アザラシはここにはいないみたい。
さあ大変!なことに気づいたよ。今日は祝日なのでスーパーが早めに閉まっちゃう!と買い出しに出た。 日曜朝のマルシェに行こうと思ってるので、あんまり買わないでおこうと思ってたけど、魚や野菜、ワインやチーズなどを買った。うちは夫婦ともにご飯党なので、実は家で炊いて冷凍してきたのを持ってきていました。 魚屋コーナーに残ってた切り身を、エイッとカゴに入れたら、エイだったみたい(駄洒落?狙ってないのに!)
トマトとシャンピニオン、玉ねぎと炒めて。 付け合わせは出来合いのアッシ・パルマンティエを買ったら結構美味しい。 ひき肉のじゃがいもグラタンです。
この日はちょこっと雨が降ったけど、おおむね曇りだった。 私は割と旅行雲が良い方なで、あんまり不安ではなかった。
続く!
パリから北東の海岸に位置するこの場所に、なぜ行きたかったかと言いますと、アザラシがいるのと、近くにマルコンテール公園という鳥の公園があるからだ。(実はマルコンテールは11/4から春までお休みだった!!!)
Google mapが一番好きなアプリかもしれない。当地を開けると「フランスで大洪水」と出ている。うちの人がそういや、この間すんげー大風の時あったやん、それから洪水があっこらへんすごいみたい」と言ってて、それに加え、パリや郊外は1ヶ月くらい前から毎日雨なので、どうなることやら?と思いながらも北へ。
私たち夫婦は、というか私は、旅でレストランに行くよりも、ご飯を作るのが好きなので、必ず民泊にして調味料を携えて行く。まあ車だから可能なのだ。民泊は毛布、タオルなども持って行かないと行けないし、寒くなると電車は難しいかもしれない。
前日22時まで仕事していたので、結構ぐったり。しかし3時間弱で着くのをよしとして、12時くらいからゆっくり出発する。
フランスはパリを越えると、すぐ田舎の景色に包まれる、と言っても過言ではない。
大きなジャガイモ畑やトウモロコシ畑が、視界の限りに広がっていて、その上を雲が浮かんでいるのを見ると、とても気持ち良くなる。シスレーやゴッホ、ルノワールが描きたかった景色がここにある。あーこの景色忘れてたなあ、メトロに押し込められて心まで臭くなりそうだったわ。
目的地に着いた。荷物を置いたら、早速プラプラするよ。だって目の前が海!
泳げないけど、初冬の海も美しい。海面と空が一体化しようとしていて、優しい夕暮れだ。
#
by baillement27
| 2023-11-14 06:41
| 旅行
ああもう1ヶ月も経ったよ、帰国してから。パリはまだなんか暑くて、26度とかです。
日本ではヘルシー系な食事と猛暑の中、よく歩いたので少し痩せたのですが、またこっちでお菓子など食べたりするのでデブってきている。
昨日はサロンドサケ、という日本酒の展示会に遊びに行って楽しすぎて、日本酒をすごくいっぱい買ってしまった。日本から酒蔵さんがたくさん来られて、皆さん一生懸命で、お話をするのはとても楽しかった。日本酒に関係する仕事とか楽しそうだなあと本気で思ったくらい。
まだまだフランスでは日本酒は難しいっぽいかもしれない。ワインでさえ、若者のアルコール離れが進んでいるし。
帰国してからというもの、毎日来年の飛行機チケットを見る毎日だったけど、パリオリンピックのせいか、ただでさえ高いチケットがその2倍くらいするので、来夏は諦めるしかないと思ってます。
日本はもちろん生まれた国だし、言葉全部通じるし、買い物も安く、大事で素晴らしい友人たちがいる国なので、私にとっては一番特別なのだけど、日本に帰ることだけを生きる糧にはしたくなくて。
ここで生きていることも大事にしたいし、フランス、そして他の国の素敵なところもまだまだ開拓していきたい。
でも母が生きてるうちは年に一回、せめて2年に一回は帰りたいなあとも思ったり。
久しぶりの日本、何かで見たけど、暮らすには便利だけど、生きるのは大変な国だと。電車に乗ったりすると本当にそう感じた。パリのメトロや国鉄はぐっちゃぐちゃだけど、腹の立ち方が違うのよ。むかついたことあっても隣に座ってる人も共感してくれるっていうか。日本は常にちゃんとしてないと、無言の圧力で押し潰されそうよ。
私の周りは手に職あって、それを誇りにしてる人が多く、良い年齢の重ね方してる友人がたくさんいて良いなあ、と思った。フランスにも良い友達がもっと増えるといいなあ。
#
by baillement27
| 2023-10-03 00:40
| 旅行 JAPON
うー。もうすぐ2週間近くになるのか、日本から帰ってきたのは。
長芋にはない魅力よ。
私はこのブログにも書いたことがあったが、ピレネー山脈の麓で藍染をやっている日本人の友人がいて、何年か前からそこにいくのを楽しみにしている。 布地の柄とか染めとかに興味が昔からあって、ただ好きだけだったんだけど、自分でもやれるかもしれないってのを知ってやってみたいと思っていたところ、コロナ禍に奇跡的に彼女と知り合ったんだった。 彼女は古いお城を買って、家族で住んで、循環する生活っていうのを実践している。なるべく自然を痛めないように共生を目指している。お風呂がないだけ、私にはヨイショと気合を入れないといけないことなんだけど、やかんのお湯でもどうにかなる。そしてお風呂に入り毎日体を洗うのは普通のことではない、と教えてくれる。 藍染は葉っぱから育てて、発酵させて染め液を作る。あとはまた土に還していけば良いので全く自然なのだ。 私は昔から、母に雑で不器用と言われ、自分でもそういう人間だという認識があった。 編み物とかも上手にできないし、ミシンも下手くそだ。でもフランスに来たら、私よりもっと酷い人が手作業を楽しんでいるのを見たり(ごめん)、上手とか言われたり、折り紙で作ったピアスが売れたりするので、手作りが日本にいた時より身近になってきた。 藍染は最初、布地をトプン、と染料につけ、何分かそのまま待って、引き上げ、絞って間髪入れずにものすごい勢いでジャバジャバと洗う。真っ青に染まった布地が透明な水の中に沈んでいるのを見ると、居ても立っても居られないほどウキウキする。 藍染を毎年一回だけだけど、やっているといろんな技術があることに気づいた。 絞り、型紙、折り染め、など。その中で私が好きになったのが、型染めである。渋紙を切り抜いて型を作る。布に貼って、糊を塗って型紙を剥がし、糊を乾かすと、藍染をした時に、糊の部分が白く残って模様になる。
渋紙を彫る、これは独学ではなかなか難しく、一度日本に行った時に、教えてもらいたいなあと思って、兵庫県三木市にある竹岱亭さんに伺うことにした。 三宮からバスで山道を走る。三宮に久しぶりに行くのも楽しいし、日本の農家の風景が本当に好きなので、私にとっては絶景かな絶景かな。 竹岱亭さんは山の中にある、素晴らしい2人がなさっている工房で、12種類ものモノづくりの技術が学べる。これから毎年通いたいわ。 型彫の道具も作ってらっしゃるなんて! こんなの彫れるようになるかな。
3時間くらいしか居れなかったのだが、(フランスでは2時間くらいの文化アトリエが多いからそういうものかと思ってたが、弁当持参で1日かけて来るのもありだった。)とても良い刺激で、視界がパッと明るくなったような感じがした。 日本にはまだまだすごい、本物の職人がいるのだな。そこに積み上げられた技術というのは本当に深く、価値のあるものだ。私も少しでも積んでいけるのなら。とてもオリジナルだし、紙を使うというのも日本っぽいし、美しい。ど近眼だけどやってみるか。 少しずつ彫って、技術を向上させていこう。一度でやれることじゃないから、少しずつね。
フランスに渋紙、あとお道具関係買って持ってきた。しかしもちろん、フランスでも代わりになるような物の使い方も教えていただきました。 本格的なモノづくり、職人の心に触れたい人、ぜひ行ってみてください!(予約をして)猫もいるよ。
ドアを開けて歩いたら、すぐ家の近くのスーパーに行ける感覚がある。
それでも大きいクロワッサンを食べるとやっぱり、パリに戻ってきたなあと感じる。
#
by baillement27
| 2023-09-15 00:31
| 旅行 JAPON
4年ぶりに帰ったし、結構色々書くことありますね。もう少しお付き合いください。
これはフランスで売れるかも!!! でも値段... サイズが合えばうちの人に... 需要があるのかしら?
そしてびっくりしたのがこれよ。言語という壁のあるうちの夫婦に良いかも...?
コミュニュケーションが下手な人同士がこれを付けると、緊張状態かそうでないか、耳の様子でわかるらしい。 本当に使っている人はいるのだろうか?
まず最初にびっくりしたのは、初日。神戸空港から実家の大阪北部まで電車を乗っていた時のこと。
長時間のフライトだったし、地元に帰る電車でぼんやりと脱力して座っていた私。
4席(2席向かい合わせ)のボックス席に乗っていたんだけど、私は大きいカバンだったので、空いてる横の席にそれを置いて、窓側の横に座っていた。
そうすると、若い男の人がそのボックス席に来て、カバンの前の廊下側に座ると、結構な勢いで「あしどけてもらえません?」というではないか。
確かにちょっと足の位置が斜めになって、彼の座席にかかっていたが、心底びっくりして、しかし少し威嚇も込めて「はい」と間髪入れずに目を見て返事した。
日本でもフランスでもこんなん初めてよーーー。
日本ではイライラしてる人が増えてると聞いてたけどこういうことか。
その後も、会う予定だった友人のお母さんが、駅でぶつかられて、ぶつかってきた人はそのまま逃げてったとか、うちの膝の悪い母が路上をゆっくり歩いていたら車でプップとされたと聞いたりした。
日本滞在中は、女性の店員さんは本当に優しくて、良いサービスを頑張ってる人が多い(そんなに頑張らないでー)が多かったけど、男性は、あれ?その言葉遣いってどうなんだろう?という人が多かったし、日本人男性疲れてるんかも。
おばはんにこんなん言ったったーってお友達に言って、溜飲下げてストレス回避したってください。
日本では大量のDMが来るので辟易する。
また母はそれをためて読むのが好きらしい。皺を無くす化粧水の広告とかみて「どうしよう買おうかな」とか言ってる...。50歳の娘でさえ、誰も私に美しさなど求めてないと美容に関わらなくなってきたのに。ある意味偉い!いや、もちろん内面の美しさも大切だけど、鏡を見てルンルンすると生活の質も向上するのではないか?
通販生活というカタログがあって、戦争反対や反原発と堂々と買いてくれるので買ったことはないけど、いつか買ってみたいと思っている。
今回も実家にあったので読んでみると...、
#
by baillement27
| 2023-09-07 20:42
| 旅行 JAPON
もうフランスに帰ってきて5日くらい経って仕事も再開している。
フランスは12日まで結構暑くて、昨日は熱帯夜っぽかった。日本から暑さを持ってきたのかな?
時差ボケが今回は抜けにくく、普通は日本行きはしんどくて、フランスに帰ってきてからはそんなにしんどくないのに、夕食食べてからの熟睡感がすごい。
そしてあの酷暑の日本で良かったこと、会う人たちに「肌綺麗になった!」と言われることよ。日本の皆さん、皆さんの美しさはあの湿度と酷暑で作られています。多分軟水もね。
やっぱり1年に1度は帰りたいなあ、これまで夏は嫌だって思ってたけど、あの汗だく感は私は嫌いじゃないし、夏野菜が全部美味しすぎるし、お祭りとかも行ってみたいです。できたら今度はうちの人と一緒に。
帰ってフランス時間は19時くらいだったけど、すぐ荷解きした。
疲れていたけど、このパンパンに膨らんだスーツケース2つはなんだったっけとワクワクしながら。ANAだったのでスーツケースは2つだった。
思ったより大したことないね笑...もう買い物が楽しくて、楽天からも注文しまくってたのに!多分、敗因は洋服をTシャツしか買わなかったこと、お菓子が嵩張った(みた時興奮して買ってしまったチーズと薄味カール...)のと、実家で使わなくなった皿が結構重かったのと、やっぱり2つでも、23kgって大したことないのよ。
巨大なうちの人へのシャツも1枚しか買わなかったので、もう少し欲しかったと言われる(早く言って!)。女性の服はわからないのだけど、男性の服は、フランスより、日本の方が大きいサイズが安いと思う。
それでも少しですが、買ったものを紹介します。かなりオリジナルというか、あんまりこれをみて参考になる人はいないかもしれません。
クリックすると楽天ページが開くけど、アフィリエイトではないよ。
フランスで、梅の代わりに杏で梅干もどきを作ってるので、それに使うため。
フランスには太りにくいお菓子が少ないので。
珍味類が大好きなので、他にも海藻類や、貝ひもなどを買ったりもらったり。
抹茶に飽きてきたかもしれないフランスの人たちに、新しい波を!
これうちになかったら困るやつ。常備です。フランスで買うとたっかい!
これうちになかったら困るやつ2。フランスは無添加出汁を見つけるのが難しい。昆布や鰹出汁ももちろん高い。
これ人気らしい。精巧なトンボの形をしていて、これを付けると虫除けスプレーなしで、蚊などを寄せ付けないというので買ってみた。2個セット買ったけど、1個は虫好きの母にすぐ奪われたのでまた2個セット買いました。
効果はまだわかりません。来夏が楽しみ!
ペーパーフィルター高いし、エコじゃないかもと思って買ってみた。
これを2kg近く買ったから重かったんだ!
でも味噌とおせちの黒豆にいるし...
タニタのです。フランスのはすぐ壊れるし。
丸い形でなく長方形のこれを買ってみた。バザーでおにぎり売る時とかに良いかな。
バウムクーヘン大好きなんだけど、買いすぎたかとちょっと後悔してます。美味しいですけどね。
本
40年くらい読んでる「小さな恋のものがたり」の新刊と、日本にいる時から好きなフランスの女流作家、アニーエルノーの和訳版(フランスでもオリジナルを買ったけど、辞書片手に仏語読むのめんどくさすぎて進まんので)
あとは染色関係。街中でBig issu売ってる人からも買わせていただきました。
レンタルWIFI
うちは実家にwifiがないので、いつもレンタルしていますが、今回は結局2つ借りました。なぜなら最初、制限ありを注文したら動画を見たりすると繋がらなくなるので。でも、次に頼んだ無制限も30分くらい繋がらない時間があったりしたので制限ありが役立ったりしました。
あとは、自分のやってる物作り関係の備品(染め関係、売る時のラッピング類など)や、3coins、100均、can do、ダイソー、セリアで様々なもの。
お気に入りのサンダルの紐が切れたので、ミスターミニッ○に見せに行ったら、無理ですねーと軽くあしらわれたので、凄そうなボンドを見つけて自分で治すために持って帰ったりしました。
番外編
#
by baillement27
| 2023-09-07 19:58
| 旅行 JAPON
ささいなことかもしれないけれども
by バイエ
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